Steer For The Future

私たちは産業基礎物資を輸送するタンカーで、人々にとって必要不可欠な荷物を運び続けています。しかし、中長期を見据えれば、我が国の直面する人口減少、少子高齢化、国際競争の進展等の中で、産業基礎物資の輸送が今後大きく伸びることは期待はできません。

このため、内航海運が安全、良質な輸送サービスを持続的に提供し、我が国の社会・経済を支えていくためには、これまで以上に効率的な輸送を目指し、事業基盤を強化することを通じて厳しい輸送環境の中でも安定的な輸送サービスを持続的に提供できる「たくましい」産業へと進化し、内航海運の未来を切り拓いていくことが求められます。

「船員・船舶の高齢化」「脆弱な事業基盤」「環境問題」といった現状の課題を多く抱える内航海運にとって、こうした業界の活性化に向けた取り組みは待ったなしの状況です。

近年では、急速に進歩するテクノロジーの革新により、遥か広く、青い海にいま、その航跡が大きく変わろうとしています。

私たちが引続き存続し成長していくためには、この変化とスピードに柔軟に対応し、果敢に挑戦を続けていかなくてはなりません。

日本の海上輸送の地図が塗り替えられようとしています。主役は私たち、そして私たちの後に続く若い力です。

「Steer for the future」
～ 未来に向かって舵を切る ～

「夢」と「努力」と「挑戦」の舞台は、「海」に広がっています。